マイナンバーカードをなくしたら、最初にやるのはマイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178(音声ガイダンス2番)への電話です。24時間365日、通話無料で、カードの機能の一時停止を受け付けています。次に警察へ遺失届か盗難届を出して受理番号を控え、住民登録のある市区町村で再発行を申請します。手数料は多くの市区町村で1,000円(カード800円+電子証明書200円)、特急発行なら原則1週間で自宅に届きます(2,000円)。

なくしたと気づいたら、この順番で
  1. 電話で一時停止マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178、音声ガイダンス2番
  2. 警察に届け出る遺失届または盗難届を出し、受理番号を控えます
  3. 市区町村で再発行を申請住民登録のある市区町村の窓口へ。特急発行は紛失から30日以内
  4. 新しいカードを受け取る特急発行なら原則1週間で、自宅に簡易書留で届きます

出典:J-LIS マイナンバーカード総合サイト、デジタル庁(2026年10月確認)

まず電話で一時停止する

フリーダイヤルは英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語にも対応しています。原則は本人が電話しますが、代理人による一時停止もできます。電子証明書をスマートフォンに入れている場合、そのスマホをなくしたときも同じ番号です。

J-LISは間違い電話が増えていると注意を呼びかけています。番号は財布の外、たとえばスマホの連絡先や家族と共有しているメモに残しておくと、いざというときに慌てません。

電話の前に、少しだけ落ち着く材料を。カードは顔写真付きなので、拾った人が簡単になりすますことはできません。ICチップには税や年金のような情報は記録されておらず、ICチップを使うための4桁の暗証番号は、一定回数間違えるとロックがかかります。それでも、止められるものはすぐ止めておくのが基本です。

警察に遺失届・盗難届を出す

J-LISの案内では、一時停止とあわせて警察に遺失届か盗難届を出し、受理番号を控えることになっています。この番号は、市区町村での再発行の手続きで使います。

家の中でなくした場合は、遺失届が受理されないことがあります。そのときは再発行を申請するときに、自宅で紛失したことを窓口で伝えてください。

再発行の申請:通常と特急

再発行の手数料(神戸市の例)
カード+電子証明書カード800円、電子証明書200円
1,000円
カードのみ
800円
特急発行:カード+電子証明書全国共通の案内
2,000円
特急発行:カードのみ電子証明書が不要な場合
1,800円

通常の再発行の額は市区町村の案内で確認してください。手数料は新しいカードの受け取り時に払う市区町村があります。2026年10月確認。

再発行の申請で用意するもの

再発行は、住民登録のある市区町村の窓口で申請します。持ち物は市区町村によって違うので、事前に問い合わせるのが確実です。窓口で申請書IDとQRコードの入った交付申請書を出してもらえば、オンラインで申請することもできます。

急ぐなら、2024年(令和6年)12月2日に始まった特急発行・交付制度があります。紛失や破損による再交付は対象で、紛失から30日以内に市区町村の窓口で申請すると、原則1週間で住民登録の住所にカードが届きます。届くのは簡易書留なので、受け取りには立ち会いが必要です。住所地以外の市区町村で申請した場合などは、さらに日数がかかることがあります。30日を過ぎそうな事情があるときは、市区町村に相談してください。

再発行の手数料

手数料は、通常の再発行なら神戸市などの例でカード800円、電子証明書200円、両方で1,000円です。特急発行は全国共通の案内で2,000円、電子証明書が不要なら1,800円です。神戸市では、新しいカードを受け取るときに手数料を払います。

なお、有効期限が近いことによる更新や、天災など本人の責めによらない紛失は、手数料がかからない扱いがあります。自分の場合がどちらに当たるかは、市区町村の窓口で確かめてください。

カードが見つかったら

一時停止したあとでカードが出てきたら、そのカードを住民登録のある市区町村に持っていけば、一時停止を解除して引き続き使えます。フリーダイヤルにもう一度電話する必要はありません。

ただし、再交付を申請するときには、なくしたカードの廃止手続きが必要になります。いったん再発行を申し込んだら、古いカードは使えないものと考えてください。

マイナ免許証や通知カードもなくしたとき

マイナンバーカードに運転免許の情報を記録した「マイナ免許証」として使っていた場合、警察の施設ではカードの再交付はできません。警視庁の案内では、まず市区町村でカードの再交付を受け、そのあとで運転免許試験場で手続きをします。

紙の通知カードは再発行を受け付けていません。マイナンバーを証明する書類が必要なときは、マイナンバーカードを取り直すか、マイナンバーが記載された住民票の写しなどを取得します。

なくしても困らない準備

手でやるなら、カードの表と裏を撮影して、スマホのロックがかかった場所に保存しておきます。0120-95-0178の番号も一緒にメモしておけば、紛失に気づいた夜にすぐ電話できます。財布に入れているほかのカードの一覧を作っておくと、止める連絡が漏れません。緊急バインダーの考え方がそのまま使えます。

Paperlockはこうした写真をFace IDで守られた金庫に保存し、身分証のサムネイルはもう一度Face IDで確認するまでぼかして表示します。有効期限も読み取るので、なくさなかった年の更新も忘れずに済みます。書類の安全な保管についてはFace IDで書類を守る方法も参考にしてください。

手続きや手数料の細かい点は市区町村によって異なります。迷ったら、住民登録のある市区町村の窓口に確認してください。