運転免許証をなくしたら、住所地の都道府県公安委員会に再交付を申請します。道路交通法第94条第2項が根拠で、窓口は多くの場合、運転免許センターや試験場です。東京都の手数料は、免許証だけを持つ場合で2,600円。免許センターなら当日に新しい免許証を受け取れる県が多く、熊本県では申請から交付まで1時間ほどです。警察署で申請すると約2週間後の交付になる県もあります。

免許証をなくしたときの4つの数字
  • 2,600円東京都の再交付手数料(免許証だけを持つ場合)熊本県警でも同額
  • 約1時間熊本県の運転免許センターで申請から交付まで警察署は約2週間後の交付
  • 本人のみ東京都では代理人による再交付はできません
  • 2万円以下免許証を持たずに運転した場合の罰金(または科料)

出典:警視庁、熊本県警察、道路交通法第95条・第121条(2026年10月確認)。他の都道府県は住所地の警察で確認してください。

まずは「再交付」と「更新」を分ける

免許証がなくなっても、免許の資格がなくなるわけではありません。警察庁は、紛失した場合は住所地の公安委員会に再交付を申請できるとしています。ただ、有効期限が切れて失効したのとは別の話です。失効していると再交付ではなく、取り直しになります(運転免許の更新期限を参照)。

手続きの前に、心当たりのある場所をもう一度探してください。窓口へ行く手間は、探してから決めても遅くありません。

窓口と受付時間は都道府県で違う

紛失から新しい免許証まで
  1. もう一度探す最後に使った場所と、警察に届いている落とし物を確かめます
  2. 住所地の窓口を確認受付できる場所と時間、即日交付かどうかは県ごとに違います
  3. 本人確認書類を持って窓口へ申請書を書き、紛失を証する書類を求められたら出します
  4. 手数料を払って受け取る免許センターなら当日、警察署なら後日の県もあります

窓口の場所や時間は、県によってかなり違います。警察庁は「再交付を申請できる窓口、その他申請に必要な書類、即日交付の可否等の詳細」は、住所地の運転免許センターなどに直接問い合わせるよう案内しています。

  • 東京都:府中、鮫洲、江東の3つの運転免許試験場で、平日の午前8時30分から午後4時まで。土日祝と年末年始は休みです。
  • 熊本県:運転免許センターは即日交付(申請から交付まで1時間程度)。警察署は後日交付で、約2週間後です。受付はどちらも平日の午前9時から11時と午後1時から3時です。
  • 大阪府:大阪府警の案内では免許証は当日交付です。ただし、他府県からの転入と同時の再交付は後日になることがあります。

住所地から引っ越した直後は、手続きの順番が変わります。大阪府警は、免許証の住所が府外の人は転入手続と同時でないと再交付を申請できないと案内しています。

必要なものと手数料

再交付の窓口に持っていくもの
再交付の手数料(東京都の例)
免許証だけを持つ(免許証を再交付)
2,600円
免許証だけを持っていて、マイナ免許証だけにする免許情報の記録手数料
1,500円
免許証だけを持っていて、2枚持ちにする
2,700円
2枚持ちで免許証だけをなくし、免許証を再交付
2,600円
仮運転免許証の再交付
1,050円

出典:警視庁「マイナ免許証に伴う手数料改定」(2026年1月19日更新、2026年10月確認)。手数料は変わることがあります。

警察庁が示す基本の書類は、再交付申請書と、免許証または紛失した事実を証する書類です。県によっては申請用写真(3.0×2.4cm、6か月以内に撮影)も求められます。東京都では、住所・氏名・生年月日が分かる書類(マイナンバーカード、資格確認書、住民票の写し、パスポートなど)を持っていき、写真は試験場で撮影するか、持参のものを使います。熊本県は、コピーしたものでは手続きできないと明記しています。

手数料は東京都で、免許証だけを持つ場合は2,600円、仮運転免許証は1,050円です。マイナ免許証を持つ人は、持ち方の組み合わせで金額が変わります(下の料金表を参照)。

代理人は使えるか、マイナ免許証は

東京都は「代理人による再交付手続はできません」としています。ほかの県の扱いは、窓口に確認してください。

マイナ免許証(マイナンバーカードに免許情報を記録したもの)をなくした場合は、先に市区町村の窓口でマイナンバーカードを再発行してから、免許センターで免許情報を記録し直します。警視庁は、マイナンバーカードの再交付は警察施設ではできないと案内しています。なくしたマイナンバーカードの扱いはマイナンバーカードを紛失したらにまとめています。

再交付までに運転すると

免許証を携帯しないで運転するのは、道路交通法第95条の違反です。罰則は第121条で、2万円以下の罰金または科料です。再交付を受けるまでの数日は、車の運転を避けて、電車やバスで窓口へ向かってください。

備えておくこと

手でできる備えは、免許証の表面を撮影しておくことです。免許証番号と有効期限が手元で確認できます。写真は、ほかの人に見られないよう、鍵のかかる場所に保管してください。

Paperlockに免許証を入れておけば、有効期限を読み取って保存し、通知をオンにしていれば30日前と7日前に知らせます。身分証の写真は、Face IDで確認するまでサムネイルがぼかされます。ほかの書類の期限もまとめて見るなら更新カレンダーが使えます。

窓口の場所、受付時間、手数料、必要な書類は都道府県によって違います。行く前に、住所地の運転免許センターに電話で確認してください。