外国の運転免許を日本の免許に切り替える外免切替は、有効な外国免許を持っていて、取得後にその国に通算3か月以上滞在していたことが条件です。2025年10月1日から手続きが厳しくなり、住民票の写し(外国籍の人は特定事項が記載されたもの)が必要になり、知識確認は50問中45問以上の正解で合格になりました。アイスランド、イギリス、ドイツ、フランス、韓国、台湾など29か国等の免許は、知識確認と技能確認が免除されます。東京都の手数料は、普通で申請手数料2,500円と交付手数料2,350円です。

外免切替の4つのポイント
  • 3か月以上外国免許を取得した後、その国に通算して滞在した期間
  • 50問中45問知識確認の合格ライン(2025年10月1日から)以前は10問中7問
  • 29か国等知識確認・技能確認が免除される国・地域
  • 4,850円東京都の申請手数料(普通)2,500円と交付手数料2,350円の合計別に併記手数料など

出典:警視庁(2026年10月確認)。手数料は東京都の例で、都道府県で異なります。

切替の条件

警視庁の案内で、東京都で切替を申請する人の条件は次のとおりです。

  • 外国等で運転免許を取得した後、その国等に通算して3か月以上滞在していた。
  • 17歳6か月以上(普通二輪は16歳以上、中型免許は20歳以上、大型免許は21歳以上)。普通免許と準中型免許は、交付が18歳以上になります。
  • 視力が、普通・二輪免許で両眼0.7以上かつ一眼0.3以上など。
  • 東京都内に住所がある。

次に当てはまると、申請できないことがあります。運転免許の停止処分中や受験禁止処分中、無免許運転・酒気帯び運転・救護義務違反などの重大な違反をしたことがある(国際運転免許証を持つ人も含む)、日本の免許証を紛失したまま再交付を受けていない、などです。

予約と窓口

切替の流れ(東京都の例)
  1. 予約するWEB予約か電話。技能確認は予約制で、当日は受けられません
  2. 書類審査原本がそろっているか、滞在期間が確認できるかを見ます
  3. 知識確認・技能確認29か国等の免許は免除されます
  4. 手数料を払って受け取る日本の免許証が交付されます

東京都では、外免切替は予約制です。WEB予約の対象は、外国免許の取得後に当該国等に通算3か月以上滞在していて、東京都内に居住している人です。技能確認は予約制のため、受付の当日には受けられません。受付は平日の午前8時30分から午後3時(午前11時から午後1時を除く)で、府中、鮫洲、江東の3つの運転免許試験場があります。江東は、知識確認と技能確認を免除する29か国等の免許の人だけが手続きできます。日本語が話せない人には、通訳できる人の同伴をお願いすることがあります。

必要書類は、原本でそろえる

主な必要書類(東京都・共通)

必要書類は、すべて原本です。コピーは受け付けられません。共通の書類は、次のとおりです。

  • 外国免許証:カード型または紙の原本。電子免許証だけでは切替できません。取得日が書かれていないときは、ドライバーズレコードなどの証明書類が必要です。
  • 日本語の翻訳文:駐日大使館、日本自動車連盟(JAF)、ジップラス、訪日運転者支援協会など、国ごとに指定された機関が作ったものです。
  • パスポート:古いものも含め、滞在期間(3か月以上)を確かめるために使います。自動化ゲートを使った場合は、出入国記録証明書などが必要になることがあります。
  • 住民票の写し:マイナンバーなし、交付から6か月以内で、日本国籍の人は本籍が、外国籍の人は国籍や在留資格などの特定事項が載ったもの。
  • 写真:3.0×2.4cmで、6か月以内に撮影したもの。

取得国や状況によって必要書類は変わります。警視庁の「国別必要書類一覧」で、自分の国を確認してください。住民票の取り方は住民票の取り方にまとめています。

知識確認と技能確認

2025年10月1日から、知識確認はイラスト問題が廃止され、問題数が10問から50問になり、10問中7問以上の合格から、50問中45問以上の合格に変わりました。午後に1回だけ実施されます。技能確認は、横断歩道の通過などの課題が追加され、審査基準が厳しくなりました(警視庁)。

技能確認は、外国免許証の有効期間内に合格する必要があります。大阪府警は、有効期限が6か月未満の人に注意するよう案内し、申請者が増えていて技能確認の指定日までに長期間かかる場合があるとしています。警視庁は、技能確認の当日まで有効な免許が必要で、予約日から概ね3〜4か月後になるため、更新時期が近い人は更新後に予約するよう案内しています。

手数料

東京都の手数料は、申請手数料が普通2,500円、原付1,600円、大型・中型・準中型3,900円、その他2,800円です。交付手数料は2,350円、併記手数料は200円です。

書類を残す

切替の手続きでは、外国免許証、翻訳文、パスポート、住民票を何度も出し入れします。出す前に撮影しておくと安心です。Paperlockに入れておけば、外国免許証とパスポートの有効期限を読み取って保存し、通知をオンにしていれば30日前と7日前に知らせます(パスポートと身分証は6か月前にも)。在留カードの期限は在留カードの更新に、日本の免許の更新期間は運転免許の更新期限にまとめています。

予約の方法、受付の試験場、手数料は都道府県警察によって違います。迷ったら、住んでいる都道府県の運転免許センターに確認してください。